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ホワイトニング

ホワイトニングとは？

「ホワイトニング」はその名の通り、白くすること。
ここでいう歯のホワイトニングは、加齢や生活習慣によって蓄積された歯の中の着色物質を、「過酸化水素」か「過酸化尿素」という薬剤を使用して、漂泊することを言います。歯を削ったり溶かしたりするのではなく、歯の中の着色物質のみを分解し、歯本来の白さに戻す治療ですので、仕上がりが自然な白さに なります。
元々の歯の色は生えたての場合、基本的には白い色をしていますが、食事などで外部から色が入り込んで、着色します。私たちが歯を見る場合は歯の表面 を見ていますのでその色が歯の表面についている汚れの色か歯の中にしみ込んだ色か、判断できません。 表面の汚れならクリーニングをするだけできれいになりますが、「白く」するためには歯の中の色を取る必要があり、それが「ホワイトニング」なのです。
ホワイトニングには大きくわけて【オフィスホワイトニング】と【ホームホワイトニング】があります。
加藤歯科クリニックでは主に「オフィスホワイトニング」を推奨しております。
当院のオフィスホワイトニングは「クリスタル・ブライトニング」を行っています。

オフィスホワイトニングの流れ

※当院ではブライダルプラン（通常2回ずつを3セット）もご用意しております。

オフィスホワイトニングに関するよくある質問

ホワイトニングの所要時間は？

基準は「ホワイトニング10分×2～3回」です。
ちなみにホームホワイトニングの場合、1日2時間程度最低2週間以上毎晩継続する必要があります。

どれくらい白くなりますか？

歯の色は必ず改善されます。しかし、すべての人が同様に白くなるとは限りません。
１回のホワイトニングで白くなる人もいれば、何度か行う必要がある人もいます。
歯の状態、生活習慣等により効果が異なってきます。満足度にも個人差があります。
ご自身がどのくらいの白さにしたいのかゴールを決め、期間や回数などをご相談ください。

体に影響はありませんか？

過酸化水素を使用する歯のホワイトニングは、50年以上も前にその有効性と安全性が確認されていますので、歯を痛めることなく、安全に歯を白くすることができます。
過酸化水素は厚生労働省でホワイトニング剤として認可されており、安全性は確認されています。またホームホワイトニングで主に使用する過酸化尿素は、歯肉の炎症を抑える効果があると言われており、世界の学会でもホワイトニングの安全性に関する研究・発表において多く行われていて、安全性が認められています。

ホワイトニングの種類

「オフィスホワイトニング」は歯科医院内でやってもらうホワイトニングです。
早く結果が欲しい方、毎日忙しくてホームホワイトニングができない方、ご自分で手間をかけたくない方にお勧めします。 短時間に歯の中の着色分子を分解し、その直後には普段の生活に戻ります。
また、専門の医師に任せることで安心感が得られます。
「ホームホワイトニング」はご自身専用のマウスピースを作成し、ご自宅で行うホワイトニングです。
おうちでゆっくりメンテナンスしたい方、着色が強く長期的にケアが必要な方、頻繁に歯科に行く時間が無い方などにお勧めです。

特急列車と普通列車の違いで、所要時間の違いはあっても到着先は同じです。

	オフィスホワイトニング	ホームホワイトニング
方法	歯科医院で行う方法 歯の表面にホワイトニング剤を塗布し光を照射	歯科医院でマウスピースを作成 ご家庭でマウスピースにホワイトニング剤を入れ、歯に装着して私用
時間	約1時間	2,3時間～×2週間
費用	通常￥16,000(税込¥17,600)	片顎 ¥20,000(税込¥22,000) 全顎 ¥30,000(税込¥33,000)
メリット	即効性があり、効果が実感できる 歯科医院でやってくれる	自分で手軽にできる
デメリット	奥歯はできない	場合によっては刺激が強く、しみる場合がある

ホワイトニングの誤解

◆　ドラッグストアーやインターネットで販売しているホワイトニンググッズについて

ドラッグストアーやインターネットで販売されている「ホワイトニング製品」はあくまでも「歯の表面の汚れを除去する」効果に限られて おり、歯の中の着色を分解することはできません。「歯の表面の汚れを除去する」ことは、歯科では通常「クリーニング」と呼び、歯の中の着色を分解する「ホ ワイトニング」と区別しています。「ホワイトニング」には「過酸化水素」という薬用成分を使用していますので、歯科医院でのみ行うことができます。ホワイトニングは厚生労働省で決められた医療行為ですので、歯科医院でしかできません。

◆　「ホワイトニング」と「クリーニング」の違い

「クリーニング」は歯の表面の汚れを除去することで、ホワイトニングではないことをご理解ください。しかし、定期的なクリーニングは歯周病予防にも大変有効ですので、お勧めしています。

◆　エステサロンで歯のホワイトニング？

また最近ではエステサロンも競争が激しく、差別化のために10年ほど前、大手エステサロンがホワイトニングの施術の可能性を検討しました。しかし薬事法に基づいて行うためには多額の設備投資が必要で、結局断念したという経緯はあります。 昨今の不況で、再度この可能性に挑戦するサロンが出てきていますが、歯のホワイトニングは、厚生労働省で決められた医療行為ですので、エステサロンではできません。 エステサロンで、自分で自分の歯に薬剤を塗るホワイトニングがありますが、

1. 医師以外はホワイトニング剤として過酸化水素を使用できない
   「過酸化水素を使用しないでもホワイトニングが可能」と説明されていますが、現在の科学では過酸化水素以外では歯の中の色を分解することはできません。
2. ホワイトニングで使用するライトは医療機器扱いなので、エステにあるライトは単なるライト
   という理由で、クリーニング効果以上のホワイトニング効果は期待できません。
   エステサロンでのホワイトニングは、歯の表面の汚れを除去することだけの期待しかできないので、歯科医院で行うホワイトニングとは全く異なります。

料金表はこちら›››

ホームホワイトニングの場合

忙しくて歯医者に通える時間の無い方などにお勧めしています。

ホームホワイトニングの流れ

1. 初回、ホワイトニング可能かどうかの診断をします。
2. 診断の結果ホワイトニングが可能であれば、マウストレーを作成します。
3. ご自宅にてホワイトニング開始。（1日2時間、2週間続けます。）

ご自宅での使用方法

1. 歯磨きをすませておきます。
2. シリンジから適量のジェルをソフトトレーに注入します｡
3. トレーから溢れたジェルを歯ブラシなどで拭き取ります｡
4. トレーを歯部にしっかりとはめてください。
5. 夜間就寝時に使用したり、日中使用します（2時間程度）
6. はずしたトレーは水洗いして、ケースに入れて保管します｡

効果には個人差がありますが、早くて3～4日、おおむね1～2週間で効果が確かめられます｡

ホワイトニングの注意点

• 歯肉の炎症があったり粘膜に傷がある場合は改善してから行う必要があります。
• ソフトトレーを装着しているときは、飲食や喫煙はしないでください。
• ホワイトニング後の30分～1時間は、コーヒー、煙草、赤ワインなどの色素の強いものや柑橘類等酸の強いジュースは避けて下さい。
• 妊婦や授乳中の女性は行わないでください。
• ホワイトニングジェルは冷蔵庫又は冷暗所に保管してください。
• ソフトトレーは、熱で変形しますので洗浄の際は水を使用してください。
• 歯がしみるときは1日休んで、痛みが引いたら再開してください。
• ホワイトニング中、一時中断しても効果には影響はありません。
• 約半年～1年経過すると、飲食や喫煙等による着色が出ることがあります。

この場合は1～3日間、ホワイトニングを追加することで白さを持続することができます。

白い歯は最高のアクセサリー！

世界的には「白い歯はお化粧の一部」という考え方が一般的です。日本ではまだ特別なもの、芸能人など特別な人が行うものとして理解されています。日本の フィギュアスケートの金メダリストの女性が、金メダルをとったときにインタビューなどで見えた歯は色も黄色く歯並びもよくなかったですが、最近テレビで見ると、とても白くきれいになっていて顔全体が引き締まって見えました。歯の「美白」はお肌と同じように、あなたを美しく見せる重要なポイントなのです。